Archive for the ‘ブログ その他’ Category

きのう何食べた?~弁護士が1か月の食費について語るドラマ

2023-10-11

西島秀俊さん演じる倹約家の弁護士シロさん

皆さん、こんにちは。弁護士の石川です。

今回は、私が大好きなドラマをご紹介します。

2023年10月から、「きのう何食べた?」のドラマseason2がスタートしました。

「きのう何食べた?」は、よしながふみさんのマンガが原作で、西島秀俊さん演じる弁護士の筧史朗と内野聖陽さん演じる美容師の矢吹賢二のカップルの日常を描くドラマです。

私が、このドラマの中でもっとも好きなところは、主人公である弁護士筧史朗(愛称シロさん)が、めちゃくちゃ倹約家(節約家)であるというところです。

主人公の一人は弁護士なのですが、弁護士業務の話はあまり出てきません。

タイトルのとおり、「きのう何食べた?」では、ご飯の話が多いのですが、ここでいう「ご飯」は、美食の類ではなく、シロさんが作る日常の家庭的なご飯(特に晩ご飯でしょうか)の話が主になっています。

食費上限の値上げ問題

ドラマseason2の第1話では、シロさんが、当月の食費が、これまでずっと守ってきた予算2万5000円を超えてしまうことに悩むところから話が始まります。

うわ、すげぇ分かる!と、120%共感してしまいました。

シロさんが同じ弁護士会にいたら、すごく仲良くなれそうです。

以前、別の記事で、我が家の食費が1月4万5000円を目標としているものの、物価高で予算上限を上げることになるだろうという話を書きましたが、食費のやりくりは喫緊の課題です。

一度予算上限を上げることを認めたら、元に戻すことはほとんど不可能でしょう。

シロさんの言う1月の食費予算2万5000円は、後にドラマの中でシロさんが述べるように、昼食代と外食費を除いた金額であるようです。

我が家の食費4万5000円には、米とビールの金額はほぼ入っていません(別ルートで入手し、購入することがほとんどないからです)。

また、外食費については、友だちとの食事や飲み会など交際費に近いものは食費に含めず、食事を主目的にしたものは4万5000円に含めるという勘定をしています。

シロさんたちは、大人2人で、朝ご飯と晩ご飯で2万5000円なので、金額的にはうちの家といい勝負だと思います。

ただし、彼らが住んでいるのは東京だと思いますので、それで2万5000円というのはすごいですね。

ドラマの中で、シロさんが、贔屓にしていたスーパーが閉店してしまったため、別のスーパーを訪れるというシーンがありました。

このとき、シロさんが、心の声で、前のスーパーなら鶏胸肉が100グラム69円なのに・・・とつぶやくのですが、東京価格でしょうか。

静岡で69円は、結構良いお値段かな、という気がします。

それで1月2万5000円って、どんな魔法を使っているのでしょうか。

最近、なかなかドラマを見る機会が無いのですが、「きのう何食べた?」は、最後まで見そうな気がします。

第1話では、静岡県出身の磯村勇斗さん演じるジルベール(航くん)が登場しなかったのですが、次回以降、ジルベールの大暴れを楽しみにしています。

そこまでやるか!?~底値リスト

Wikipediaによると、シロさんは、「几帳面な性格で、毎日家計簿をつけて浮いた予算は貯金する倹約家(悪く言えばケチ)。近隣のスーパーの底値を把握して」いるそうです。

私も、よく行くスーパーの鶏胸肉の底値くらいは把握していますが、私の場合は、底値リストを作成し、節約に努めています。

私が作っている底値リストは、生鮮食品ではなく、どこのスーパー、ドラッグストアで買っても同じ品質だろうと思われる物についてです。

食料品で言えば、○○社の醤油、△△社のマヨネーズ、××カレー、○△ジャム、ツナ缶などなど。

日用品で言えば、シャンプー、コンディショナー、ハンドソープ、洗剤などなど。

よく行く店に限りますが、時間に余裕がある買い物の際に、数品目、各店の値段をチェックしています。

チラシや店頭のポップなどで、「○○社の醤油 特売で○○円」などという表示を見かけても、すぐには飛びつきません。

スマホを出して、底値リストと照らし合わせます。

特売を謳っていても、他店の方が大幅に安いなんてこともよくあります。

今ちょっと数えてみたのですが、食品で90品目以上、日用品で80品目以上の底値を、7つのスーパー、ドラッグストアでチェックしているようです。

自分で書いてて、ちょっと引きました。

でも、底値を把握することは、ホントに節約になります。

同じ商品でも、店によって100円違う、150円違うとか、ザラですからね。

それを1月何品目も、何十年にもわたって買い続けるわけですから、そう考えると、ものすごい金額の差になります。

ただし、「きのう何食べた?」じゃないんですけど、最近、何種類かの底値を保持していた近くの安売り系スーパーが無くなってしまったり、物価高で多数の品目で値上げがあったりして、頻繁に底値をチェックして、リストを更新しなければならなくなってしまいました。

これがなかなか大変です。

早く物価上昇がストップすると良いなと思っています。

7月になりました~また食料品が値上がりするようですね

2023-07-01

恒例となってしまった食料品値上げのニュース

皆さん、こんにちは。

静岡で弁護士をしている石川アトムです。

今日から7月となり、当事務所も開設9か月目に入りました。

事務所開設の際には、皆様からお祝いにたくさんの蘭をいただきました。

その中には、第2弾の花を付けているものもあり、長いものでは8か月以上咲いている鉢もあります。

写真左の紫の蘭は大変お世話になっている顧問先様から頂戴した蘭で、写真右の白い蘭は、これまた大変お世話になっている義母から頂戴した蘭です。

どちらの蘭も、いただいてから8か月以上咲き続けています!!

蘭という花は、こんなに長く咲き続ける花もあるのかと驚いています(静岡法律事務所が増築をした際にも、たくさんの方からお祝いの蘭をいただきましたが、保ったのはせいぜい2か月だったような気がします)。

さて、毎月の月末あるいは月初には、食料品の値段が上がりますというニュースを見かけることが当たり前のようになってしまいました。

今月も一部の食パンを始め、生活に欠かせない食料品が多数値上げされます。

昨年は、バブル崩壊後類を見ない記録的な値上げラッシュの年と言われましたが、今月中には、昨年度の値上げ品目数を超えてしまうそうです。

我が家の食事作りは1週間交替の当番制

最近は、食料品が次々と値上げされていることを実感します。

それは、我が家では、私と妻が1週間交替で3食の食事を作っており、基本的に食事当番の者が買い物に出掛けるため、私も月に何回か食材を買っているからです。

我が家の食事当番は日曜日始まりで、今週は私、来週は妻、再来週は私、その次の週は妻といった具合です。

私の両親は共働きでしたが、実家の食卓に、お惣菜、既製品、冷凍食品が出てくることはまずありませんでした。

外食に行くこともほとんどなく、夕食は母の手作りでした。

そのような環境で育ったため、大学、大学院では当たり前のように自炊をしていました。

忙しくなければ、食事作り自体は苦ではありません。

他方で、食事作りは、特別楽しいというほどではありません。

自分にとっては、風呂に入ったり、歯を磨いたりするのと同じで、生きていくうえで必要な作業を行っているという感覚に近いと思います。

ただ、気分転換の一つにはなっていると思います。

大学院に進学することが決まったとき、食事を作りながら、司法試験の勉強が忙し過ぎて、食事を作る暇も無くなったら嫌だなぁと思ったことがありました。

妻と同棲、結婚後も、私が食事作りをしていましたが、長女が9か月になったころに、妻からの申し出だったと思いますが、食事作りを1週間交替にしてもらいました。

1週間交替になると、毎日作るということは考えられなくなってしまいますね。

やらなくて良くなると、作ってもらえるものならば作ってもらいたいと思うようになってしまいます(汗)。

私が食事当番の週は、前半3、4日、同じ副菜が出てきます。

主菜は、肉と魚を交互に、日替わりです。

しかし、副菜まで日替わりというのは、さすがに大変です。

そのため、副菜は日曜日に作り置きをしておいて、火曜か水曜あたりまで同じ物が出ます。

汁物が豚汁だと大量に作るので、これも3、4日同じ物が出ます。

子どもが大きくなったら、文句を言い出すかもしれません・・・。

主菜は日替わりなので、勘弁してもらいたいと思います。

写真は5月1日の夕飯です。

値上げラッシュの記事を書こうと思ってもう2か月も経ってしまったのですね(汗)

この日の夕食は、焼き鮭、にんじんしりしり、レンコンのきんぴら、ブロッコリーと生野菜、豚汁だったようです。

仕事から帰ってきて食事の時間までに食事を作るというのは、毎日やるとなるとなかなか大変です。

うちの母は、一時期、夕方食事を作りに戻り、また仕事に出るということをしていましたが、恐ろしいストレスと疲労が掛かっていたんだろうなと思います。

我が家の食費の目標は1月4万5000円でした

食料品値上げの話に戻りますが、最近は、本当に値上がりしないものは無いという感じがします。

恐ろしい早さで食料品の値段が上がっています。

私は、大学時代から家計簿を付けており、現在も家計簿をつけています。

6月までの我が家(というか私)の1月の食費の目標は4万5000円でした。

大人2人、未就学児2人という構成で、1か月の朝、昼、晩、3食分の食費です。

米とビールは、通常の買い物とは別ルートで入手しているので、4万5000円には入っていません。

また、月にあっても1回程度ですが、友だちと行く飲みや、弁護士絡みの懇親会の類いに掛かる費用は含まれていません。

過去の家計簿を見てみたところ、子どもが小さかったから、子どもが1人だったからという理由はあるかもしれませんが、令和3年のうちは1月あたり4万円程度でやりくりできていました。

しかし、令和4年春ころになると4万円では1月分の食費が賄えなくなり、目標値を4万5000円に上げました。

そこから1年ほどは何とか4万5000円でやっていたのですが、今後は1月4万5000円では無理なんじゃないかなぁと思っています。

今月で言えば、食パンの値上げは非常に痛いです。

3日で少なくとも2斤が消費されるので、1月20斤買うと思うと、食パン値上げの影響は小さくありません。

7月からは、1月の食費の目標を4万8000円程度にしようと思っていますが、来年の1月になったら、目標は5万円に到達しているかもしれません。

1年後には5万5000円になっているかもしれません。

先日、卵の値上がりが一段落しそうだという記事を読んだのですが、卵の値下がりを切に願います。

仕事上、自己破産の案件をよく扱っています。

コロナ禍で景気が極端に減速した時期でさえ、自己破産の申立てを検討される方が増えたという感覚はありませんでした。

しかし、毎月のように値上げが繰り返される状況下にあって、今後、物価の上昇に対応した給与の上昇が無いとすれば、自己破産を検討される方の人数は加速していくのではないかと思います。

静岡高校と静岡県の弁護士

2023-06-11

静岡高校のOB・OG会がありました

皆さん、こんにちは。静岡市で弁護士をしている石川アトムです。

令和5年5月8日から、コロナ感染症の感染症法上の分類が第5類となり、近時は、懇親会の類いが開催される機会も増えているのではないでしょうか。

一昨日のことですが、静岡県弁護士会に所属している静岡県立静岡高校(旧制静岡中学)のOB・OG会がありました。

そこで、今回は、静岡県弁護士会と静岡高校出身の弁護士について、お話ししたいと思います。

まず、なぜ一昨日、静岡高校のOB・OG会が開催されたのかといいますと、今年度の静岡県弁護士会の会長と静岡支部の幹事長が静岡高校のOB・OGであり、今回の会には、両名への激励の趣旨が含まれているためです。

ここで、静岡県弁護士会の組織構造について、非常に簡単ですが、説明しておきたいと思います。

静岡県弁護士会と各支部の話

皆様ご承知のとおり、静岡県は東西に長い県です。

他県出身の友だちからは、「東京から新幹線に乗ると、静岡に入ってから出るまで長い!!」とよく言われます。

静岡県では、地理的な位置付けを前提として、東部、中部、西部という括りを用いることがあります。

静岡県弁護士会においても、東部、中部、西部という括りを使っており、それぞれ、沼津支部、静岡支部、浜松支部と呼ばれています。

先ほど述べました静岡県弁護士会の会長というのは、3支部を含む静岡県全体の長であり、静岡支部の幹事長とは、静岡支部のトップという位置付けです。

今年は、静岡県弁護士会全体の長と、静岡支部のトップという重役を、それぞれ静岡高校出身の先生が担われています。

そのため、静岡高校出身の弁護士により、その激励会が行われたという次第です。

静岡県弁護士会と静岡高校

静岡高校と言えば、静岡県内でいくつか名前が挙がる進学校の一つであると言って差し支えないと思います。

ただ、静岡県弁護士会における静岡高校出身者は、かつては非常に少なかったようです。

なぜなら、静岡高校出身の弁護士は、東京等で就職してしまうことが多かったからだそうです。

私が弁護士になった翌々年の2012年、私が幹事を務めた静岡高校OB・OG会が開催されたのですが、その時点で、静岡高校出身の弁護士は20名ほどでした(そこからさらに5年遡ると、静岡高校出身の静岡県弁護士会所属の弁護士は15名を下回ります)。

しかし、一昨日のOB・OG会の案内には、34名の弁護士の名前が記載されており、ここ10年ほどで、静岡高校出身の静岡県弁護士会所属の弁護士は約1.5倍に増えています。

私が石川アトム法律事務所を設立する前に所属していた静岡法律事務所は、当時から静岡県の中で一番弁護士の人数が多い法律事務所でした。

しかし、私が静岡法律事務所に入所した時点で、私には8人の先輩弁護士がいましたが、その中に静岡高校出身者は一人もいませんでした。

その後、私を含め、立て続けに5名、静岡高校出身者が入所することになり、一時期、静岡高校出身者は、静岡法律事務所で一大勢力となっていました。

ただし、その「勢力」は、静岡高校が甲子園に出場する際に、共同で、「静岡高校出身の静岡法律事務所の弁護士」という趣旨の応援広告を新聞に掲載するくらいのことしかしておらず、事務所内では、何の権力も実力もありませんでした(笑)。

静岡高校出身者であることと弁護士としての仕事

静岡高校出身者であることにより何か仕事上利益があったかという話になりますと、記憶にある限り、そういった経験はありません。

何かのきっかけで、依頼者さんが静高の先輩だったという話になることがあるくらいでしょうか。

ただ、弁護士の間では、コロナ前までは定期的に静岡高校のOB・OG会が開かれていたこともあり、静岡高校出身の弁護士は、他の弁護士に比べて、よく顔を知っている、仲が良い、可愛がっていただいているという感覚があります。

以前、先輩弁護士から小説をいただいたというブログを書きましたが、その先輩弁護士も静岡高校出身者です。

また、たとえば、利益相反の関係で自分が受けられない事件があるときに、どの弁護士を紹介しようかと考える際に、静岡高校出身の後輩弁護士の顔が浮かぶこともあります(ただし、単に静岡高校出身だから紹介するということはなく、安心して紹介できる弁護士であるから紹介する、というのが大前提です)。

年度で言うと、ようやく6分の1が過ぎたところで、静岡県弁護士会、静岡支部の執行部の先生方におかれては、これからがまさに本番と言ったところではないかと思います。

私としても、微力ながら、お二人の静岡高校OB・OGの先生方のお力になれるよう、本年度を過ごして参りたいと思います。

Newer Entries »

keyboard_arrow_up

0542706551 問い合わせバナー 無料相談について