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石川アトム法律事務所はまもなく開所満4年となります
令和8年11月1日をもちまして、石川アトム法律事務所は開所満4年となります。
本日まで無事執務を続けられていますのも、依頼者の皆様、顧問先企業の皆様のお陰であり、この場をお借りし、深く感謝申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
さて、今回のブログでは、今後独立することを検討されている弁護士の先生方、修習生の皆様への参考となればと思い、独立開業から4年経った今、改めて独立のための準備等について考えてみました。
なお、本ブログでの「独立」は、地方都市を前提としたもので、大都市圏のそれとは全く事情が異なると思いますので、その前提でお読みください。
事務所をどこに開設すべきか?
独立するにあたっては、まずもってどこで事務所を開くのかを考えなければならないと思います。
立地、広さ、家賃、物件の状態などを考慮して物件を探すことになると思います。
私は事務所を大きくする気は無く、最初に借りたところにずっといるつもりでしたので、建物の築年数も重視しました。
最終的に決めた現在の事務所は74平方メートルで、静岡市内の一人弁護士の事務所としてはかなり大きい方だと思います。
もう一人くらいは余裕で入れます。
独立するなら開放感のある事務所にしたい(閉塞感がある場所で仕事をすると、気が滅入ってしまいそうです)と思っており、20件ほど内覧しましたが、最大の決め手は、現在の事務所が、天井が高く、明るく、せいせいした部屋であったことです。
今振り返ってみて、物件探しにおいて考慮すべき地理的ポイントは、市役所、法務局からの距離、メインバンクからの距離でしょうか。
裁判所からの距離は、Teams全盛の今となっては、考慮する必要はないと思います。
一般民事、家事を広く扱う地方の法律事務所では、戸籍、住民票の取得や、不動産登記簿の取得は割合多くありますし、振込み等の関係でよく使う銀行の支店が近い方が、裁判所が近いことよりも執務上利益が大きいと思います。
なお、私は、銀行の支店が近いということも今の事務所の利点として考慮していたのですが、開所後まもなく当該支店は閉鎖されてしまいました(涙)。
事前にその情報を入手していたら、物件選びに多少影響が出たかもしれません(結論が変わらない可能性の方が高いと思いますが)。
物件の近くにある銀行のウェブサイト(支店が閉鎖、統合されることは予定されていないか)は、チェックしておいて損は無いと思います。
専用の駐車場は必要か?
私の事務所は、JR東海道線とローカル線である静岡鉄道の駅からともに徒歩5分程度の距離にあります。
私自身は基本的には自転車で事務所に来ます。
車で事務所に来ることはほとんどありません。
このような通勤形態を前提として、私が借りた物件(今の事務所)には、専用の駐車場がありません。
依頼者の方にはご不便をお掛けすることもあるかと思いますが、ご希望があれば、事務所の近辺にあるコインパーキングをご案内し、駐車券を差し上げています。
地方都市と言っても色々あると思いますが、これまで駐車場が無いことを理由として受任の機会を逃したり、大きなご不便をお掛けしたりしたことは無かったと思います。
駐車場は無いなら無いで何とかなるという感じがします。
また、物件そのものには付いていなくても、近場で駐車場を借りるという手もあると思います。
コピー機は導入すべきか?
独立後の事務所に導入すべきかどうか私が若干考慮した設備はコピー機でした。
オフィスにはコピー機が付きものだと思いますが、私は、ブラザーさんのMFC-J6999という複合機プリンターを買い、リース等でコピー機を導入することはしませんでした。
理由は、リース料等のランニングコストをカットするためです。
結論から言って、MFC-J6999で十分だったと思います(私より若干早く独立された先生も同じプリンターを使っていらっしゃいました)。
特に今後はmintsの利用がメインになると思いますし、弁護士が何かを紙で見る、あるいは紙で提出するという機会は乏しくなっていくと思います(もちろん0にはなりませんが)。
独立前の事務所にあったコピー機よりも印刷の速度は落ちますが、4年間使っていて不便を感じたことはあまりありません。
毎月のリース料を削減してくれ、非常に安価な金額で印刷してくれるMFC-J6999には大変助けられています。
静岡市を拠点に活動する弁護士。実務に入り16年目。
中心的な取扱分野は、会社個人を問わず自己破産申立事件。
裁判所の選任により年に数件の破産管財人も担当している。
また、会社の顧問弁護士として会社からの相談を受けることも多い(静岡県外(首都圏)にも複数の顧問先会社がある)。
趣味は旅行、英会話、競馬。
