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スキャナーは必須
前回のブログに引き続き、今回のブログも独立を検討されている弁護士または修習生へのアドバイス的なものとなっています。
前回同様、本ブログでの「独立」は、地方都市を前提としたもので、おそらく大都市圏のそれとは全く事情が異なると思いますので、その前提でお読みください。
前回のブログで、コピー機は不要と申し上げましたが、他方で、書類をPDF化する必要性は今後ますます高まってくると思われます。
うちの事務所で使っているMFC-J6999は、A3スキャンに対応しており(もちろん印刷にも対応しており)、大変重宝していますが、A4以下の書類は、ScanSnap(IX1600)で流してスキャンしています。
こちらは、独立前に、大量の記録をPDF化した後廃棄処分しようと思い、購入したのですが、現在も大変重宝しています。
他方で、独立後2年ほどして、A3対応のスキャナーを約20万円で購入しました。
MFC-J6999もA3スキャンはできますが、少し時間がかかるため購入したものです。
確かに新しく購入したスキャナーは、MFC-J6999よりもスキャン時間は短いのですが、有線でしか接続できないというデメリットが大きく、現在ほとんど使われていない状態です(涙)
A4以下の書類をある程度のスピードで流せるスキャナーは必需品であり、それとA3をスキャンできる複合機プリンターがあれば十分です。
新しく購入したA3のスキャナーはもったいなかったなと思っています。
つい最近ようやく16年分の事件記録のデータ化が完了しました。
通常の事件処理をしながらのデータ化で、データ化を思い立ってから4年半ほどかかりました。
ビジネスホンは必要か?
私が独立をするにあたって少し悩んだのは、ビジネスホンを入れるかどうかということでした。
独立前の事務所は弁護士が13名(当時)おり、事務局も同程度いて、当然のようにビジネスホンが導入され、内線がありました。
しかし、現在一人弁護士、一人事務員でやっていますが、この数であれば、ビジネスホンは不要です。
現在、うちの事務所では、家庭用電話機の親機が1台、子機が3台あります。
子機は、執務机、相談机、予備的なもの1台、という感じで使っています(親機は事務員さんが使用しています)。
回線も1回線ですが、現時点で不自由はありません。
うちの事務所では、弁護士と事務員でそれぞれ1台ずつ業務用の携帯電話を持っていますが、携帯から掛けるときは通話料0円だというメリットもあり、事務員さんが固定電話を使っているとき、裁判所などであれば、携帯電話から掛けることもあります。
他方で、ちょっと失敗だったと思うのが、当事務所の固定電話です。
事務所の固定電話は光電話で、私のプライベートの携帯電話と紐付いた契約となっています。
使用開始後に知ったのですが、プライベートの携帯電話のキャリアを変えると、今使っている事務所の固定電話の契約も終了となってしまうようで、電波の関係でちょっと不便だと思いつつ、プライベートの携帯電話のキャリアを変更することができずにいます。
事務所用の携帯の方で、光電話の契約をすれば良かったと後悔しています。
FAXは必要か?
これも前回のコピー機は必要か?という議論と重なるところがありますが、私は不要だと思っています。
独立前の事務所では、コピー機(複合機)にFAX機能が付いていて、紙でFAXを受け取っていました。
しかし、FAXでは結構な頻度でDMが来たり、あまり必要性の高くないお知らせも来たりするため、それらを毎度印刷していると、結構な紙の無駄遣いとなります。
そのため私はインターネットFAXを使っています。
紙で見たいと思うものがあれば、そのときだけ印刷できますし、FAXはPDFデータで来ますので、必要なものはPDFとして保管しておくことも可能です。
現在の弁護士業務において、紙のFAXは不要だと思います。
なお、私が修習生だったころ(17年前)、私の指導担当の弁護士は既にインターネットFAX的なものを導入されていて、非常に先見の明があったなぁと感服しています。
分からないことが不安
大きな設備で言うと、だいたいこのあたりでしょうか。
私が独立した際に、先に独立した後輩弁護士から独立に関する書籍をお借りしました。
その書籍の中に、独立することを不安だと思う理由は、分からないことが不安だからだ、という趣旨のことが書いてありました。
誠にそのとおりだと思いました。
本ブログは、決して独立を薦める趣旨で作成したものではありませんが、本ブログをお読みいただいて、独立を検討していらっしゃる方にとって分からないことが少しでも減ることになれば幸いです。
静岡市を拠点に活動する弁護士。実務に入り16年目。
中心的な取扱分野は、会社個人を問わず自己破産申立事件。
裁判所の選任により年に数件の破産管財人も担当している。
また、会社の顧問弁護士として会社からの相談を受けることも多い(静岡県外(首都圏)にも複数の顧問先会社がある)。
趣味は旅行、英会話、競馬。
