弁護士事務所の事務員ブログ1

弁護士事務所で働くことになったきっかけ

みなさん、はじめまして。弁護士石川アトムの事務所で働いている事務のKです。

今回は、弁護士石川より、ブログを一本書いてもらいたいとのことで、弁護士石川に代わり、記事を書くことになりました。

もともと私は、知り合いから石川弁護士を紹介していただき、ある案件について依頼をしたことがありました。

昨年の12月、突然、石川弁護士から、「お知り合いに、転職もしくは求職者はいませんか?」とLINEが来ました。

私自身、ちょうど仕事をしていない時期であり、仕事を探していたので、私でもいいですか?と伝えたところ、大丈夫です。との返事がありまして、石川アトム法律事務所で働くことになりました。

どこにどんなご縁があるかわからないものだと感じました。

2024年の1月から正式採用でしたので、前年の12月に引継ぎをさせていただきました。

前の事務員さんは、とても優しく、とてもしっかりされていました。

引継ぎは3日間ありました。

前の事務員さんからは、色々なことを教えてくださったのですが、初めて聞く言葉がたくさんあり、頭がパニック状態で、呪文を唱えられているような感じでした。

丁寧に分かりやすく教えてくださっていたのですが、1人でできるのか不安であり、法律事務所で働くと言ってしまったことについて、ちょっと後悔した時期もありました。

今でも分からないことがたくさんありますが、いろいろな方に助けてもらいながら、失敗しないように頑張っています。

法律事務所の事務員の仕事

私は、弁護士事務所に勤めるのが初めてで、すべてが新しく、覚えなければならないことばかりでした。

私は、これまで、いろいろな職種で働いたことがあり、事務の仕事もしたことはありました。

しかし、弁護士事務所の事務は、それまでの事務とは全く違いました。

仕事の中で一番苦戦したのが、言葉です。

外国語かと思うくらいに初めて聞く言葉が多すぎて、正直、最初のころは、電話の相手が何を言っているのか分かりませんでした。

初めて聞く裁判所や部署の名前や、用件の内容が全くわからず、何度も聞き直してしまいました。

言葉自体が分からないので、聞いた音をそのままひらがなでメモしていたくらいです。

最初は電話に出るのがとても怖く、変な汗をかいていました。今でも、ちょっと緊張します。

「チサイ」って何?

私は、初めのころ、裁判所の略称も知りませんでした。

地方裁判所=地裁、簡易裁判所=簡裁、家庭裁判所=家裁など・・・

裁判所の種類がこんなにたくさん、しかも、裁判所の場所も、静岡市だけでなく、静岡県内に浜松、島田、沼津といろんな地域にあることを初めて知りました。

事務の仕事として、裁判所に書類を届けに行くことがあるのですが、裁判所の建物に普通に入れることに驚きました。

最初の頃は、どこに書類を提出するのか、わからないことが多かったです。

違う係に持って行ってしまうこともありましたが、裁判所の方がとても優しく教えてくれました。

普段あまり行くことがない係ですと、今でも間違えてしまうことがあるので、裁判所の方に声をかけていただき、教えてもらうこともあります。

その他にも、事務員の仕事として、銀行に行ったり、市役所に行ったり、法務局に行ったりします。

法務局は、この仕事をして初めて場所を知りました。

私の友達からは、弁護士事務所で働き始めたと言うと、「すごいね!」とか「大丈夫?」とか「仕事出来るの?」などと言われます。

なかなか「大丈夫だよ」とまでは言えず、「とりあえず出来ることを頑張ってます。」としか言えないのですが、自分なりに頑張りながら出来ることを一つずつ増やしていけたらと思っています。

石川アトム法律事務所の雰囲気

当事務所は、弁護士1名、事務員1名の合計2名のアットホームな事務所です。

2022年11月開所の新しい事務所なので、清潔感もあります。

当事務所は、天馬パークビルの4階に入っています。

同じビルの1階はお蕎麦屋さん、2階は居酒屋さん、5階はマッサージ屋さんと、様々な業種が入っています。私も、いつかお客さんとして他の階のお店に行ってみたいなと思っています。

また、当事務所は、目の前が小学校なので、音楽が聞こえたり、運動場で遊ぶ子どもたちの楽しそうな声も聞こえたりします。

当事務所の弁護士の名前がアトムですので、事務所内に鉄腕アトムのグッズが置いてあり、ちょっとかわいいなと思ったりもします。

弁護士事務所は、もっとピリピリしているイメージでしたが、そんなことはありませんでした。

分からないこともすぐに聞くことができますし、とても働きやすい環境です。

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