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12月15日は私が弁護士登録をした日です
皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。
2023年も残り10日となりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
もう間もなくすると、2024年という新しい年が始まります。
人によって、色々な「新しい年」があると思います。
誰しもお持ちの区切りとしては、誕生日があるでしょう。
また、多くの会社やお役所では、4月1日が新しい年の始まりとなっていることでしょう。
私、弁護士石川にとっては、静岡法律事務所から独立し、新たに静岡市に法律事務所を開設した11月1日は、大きな節目の日です。
そしてもう一つ、私にとっての大きな節目の日は、私が弁護士登録をした12月15日です。
2023年12月15日、私にとっては、弁護士14年目となる新しい1年が始まりました。
毎年この時期になると、もうすぐ1年が終わるな、という感覚と、弁護士として新しい1年が始まったな、という2つの感覚を同時に持つことになります。
少し面白い感覚です。
私は、弁護士歴の分類として、「新人」、「若手」、「中堅」、「ベテラン」、「長老」という区切りを使っています。
これは、石川の個人的な分類です。
私の気持ち的には、私はまだ「若手」なのですが、さすがに14年目で「若手」はないですよね。
キャリアだけ見れば、立派に「中堅」と言っていいくらいの弁護士歴になりました。
この間、静岡県弁護士会が行っている破産管財人養成講座という講座に出席してきました(破産管財人については、こちらのページに詳しい内容がございます)。
この講座は、若手の弁護士に対して、破産管財実務を習得させることを目的として行っているものです。
破産管財実務についてある程度キャリアのある弁護士を、若手に対する指導担当として付け、指導担当の弁護士が若手の弁護士と一緒に破産管財事件を扱い、若手の弁護士にその内容を報告してもらっています。
私は、若手を指導する立場として、破産管財人養成講座に出席してきたのですが、その会の冒頭、指導担当の弁護士について、「ベテランの先生方」と紹介されていました。
私以外の先生方は「ベテラン」で差し支えないと思いますが、私は、まだまだ「ベテラン」と言われる歴には達していないのではないかと苦笑しました。
13年という期間は、長いようで、あっという間でした。
私はまだ30代なので、今後、弁護士として、「13年」を少なくともあと2回はやるでしょう。
そうすると、まだまだ今いる地点は、弁護士としてのキャリアの3分の1にしか当たらないわけですね。
「一生」という単位で考えると、「13年」をあと2回やって弁護士を引退した時点で、まだ人生は3分の1残っているわけで、何だか恐ろしいですね・・・。
30代なので当然かもしれませんが、まだまだ人生は先が長いです。
先輩弁護士の名言
私が弁護士なりたての頃、ある先輩の弁護士が、こんなことを言っていました。
「これから、皆さんは、弁護士としての道を歩まれていきます。
弁護士として仕事をしていく中で、とても辛く、大変なことがあると思います。
でも大丈夫です!!
その辛く、大変なことがあった後、もっと辛く、大変なことがあります!
だから、そのとき直面している辛く、大変なことは大したことではないのです!!!」
当時、その先輩の弁護士は、弁護士歴2、3年目とかだったと思いますが、14年目の私からしても、なるほど、その通り!!と思わずにはいられない名言です。
私はこれまで、あまり業務上ストレスを感じたことがなかったのですが(もちろん全く感じなかったわけではないですが)、今年はタフな一年でした。
でも、色々あった後に、次々と色々あったものですから、今では、そのほとんどは、「大したことなかったな」と思えてしまいます(笑)
来年の今頃も、「今年も色々あったけど、大したことなかったな」と思えるといいなと思います。
もう一つの新しいこと~事務局体制の変更
さて、先に12月15日に弁護士としての新しい1年が始まりました、というお話をしたのですが、最近、うちの事務所では、もう一つ新しいことがありました。
2022年11月1日の開所以来、石川アトム法律事務所を支えてくれた事務員さんが本日付で退職されることになりました。
同事務員さんには、裁判所への外回り、電話対応、来客対応、書類の作成補助など、それはそれはたくさんの業務を行っていただき、その事務員さん無しには、円滑な弁護士業務はできませんでした。
本当に助けていただきました。
ありがとうございました。
さて、そんなわけで、今後(特に2024年から)、石川アトム法律事務所では、新しい事務員さん2名をお迎えし、業務を行って参ります。
新しい2名は、ともに法律事務所での職務経験がなく、皆様にはご不便をお掛けすることがあるかもしれませんが、何卒ご容赦いただきたくお願い申し上げます。
弁護士石川も、これまで以上に、法的サービスの向上に努めて参りますので、2024年もどうぞよろしくお願いいたします(当事務所の年末年始のお休みについては、こちらの記事をご覧ください)。