弁護士石川のささやかな夏休み

ビールの話

皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。

今年も、早くも残り3か月あまりとなりました。

最近はだいぶ涼しくなって過ごしやすい季節となってきました。

静岡市では8月6日に観測史上2位の気温を記録するなどしましたが、去年に比べれば、今年の夏の暑さは、まだマシだったかなぁという感じがします。

さて、今年の夏は非常に忙しく、激務と言える状態が続いていました。

6月末にほんの2、3日、ほっと一息つける瞬間がありましたが、まさに「瞬間」で、8月末までは本当に忙しかったです。

7月末から8月末まであっと言う間という感じで、それなりの期間の休みは取れなかったのですが、少しだけ今年の夏の思い出をお話ししたいと思います。

私石川は、ビールが好きでして、この夏仕事がめちゃくちゃ忙しかった中、せめておいしいビールで息抜きをしたいと思い、やたらとクラフトビールを飲んでいました。

私は、ビールの種類の中では、IPA(India Pale Ale)という種類のビールを好んで飲んでいます。

IPAは、グレープフルーツのような柑橘系の苦みが特徴的なビールです。

と言っても、IPAにも色々な味があり、私が好きなのは、オラホビールさんの「雷電カンヌキIPA」です。

IPAとしては、ヤッホーブルーイングさんの「インドの青鬼」も有名ですが、こちらは私にとっては、ガツンが過ぎて、雷電カンヌキIPAの方が好みです。

↑ たくさん飲んでいるはずなのに、「雷電カンヌキIPA」の写真が見つからず、だいぶ古い写真ですが、「インドの青鬼」の写真を掲載します。

とびきりおいしかった「有頂天エイリアンズ」

そんなわけで、この夏を迎えるまでは、私はIPAが好きだったわけですが、この夏セブンイレブン限定で販売されたヤッホーブルーイングさんの「有頂天エイリアンズ」には非常に感銘を受けました。

「有頂天エイリアンズ」は、Hazy IPAという種類のビールで、IPAの仲間なんですが、苦みが抑えられていて、ちょっと甘いような(桃かマンゴーのジュースのような口当たりの)、トロピカルなビールです。

↑ 「有頂天エイリアンズ」とアメリカからのホームステイ学生がくれたお土産の2ショット写真です

缶のデザインもいいですよね。

トロピカルな感じで。

これがめちゃくちゃ美味しかったのです。

しかし、このビールが売られていることを知ってから、購入できるまでに1~2週間かかりました。

売ってなかったんですよね。売り切れで。

購入を試みてセブンイレブンに通い始めたある朝、事務所の近くのセブンイレブンで初めて売ってるのを見かけて(現物を見かけて)、よしよし帰りに買って帰ろうと思って、帰りにセブンイレブンに寄ると既に売り切れになっていたりして、なかなか買うこと自体ができませんでした。

ようやく購入でき、初めて「有頂天エイリアンズ」を飲んだときには、期待を裏切らないおいしさでした。

その後も3、4回「有頂天エイリアンズ」を飲みました。

今年飲んだビールの中でダントツに美味しかったビールです。

しかし、このビール、お盆ころには、セブンイレブンの店頭から姿を消し、商品のタグ自体も陳列棚から撤去されていました。

ビールのパッケージに描かれたエイリアンは、どことなくクワガタ虫にも似ており、店頭から消えてしまったエイリアンに一抹のさみしさを覚えました。

しかし、オオクワガタは越冬できるそうでして(パッケージのエイリアンはオオクワガタに似ている!)、是非来年の夏も「有頂天エイリアンズ」にお目にかかりたいです。

鈴木光司さんの「リング」シリーズ

8月のお盆期間中も、平日の日中に仕事を休んだのは2日間のみで、なかなか休みが取れずじまいでした。

しかし、お盆初めの土日には、妻が子どもを連れて実家に泊まりに行ってくれたので、2か月ぶりくらいに自由な時間を満喫させてもらいました。

日曜日は、ほぼ1日中本を読んでいたのですが、このとき読んでいた本は、鈴木光司さんの「リング」と「らせん」です(またもやビールを飲みながらですが・・・)。

40歳以上の方であれば、一度は見聞きしたことがあるであろう、日本ホラー小説、映画の金字塔です。

私がこの本を初めて読んだのは、中学生のときでした。

ドラマ版の高山竜司(長瀬智也さん)と原作の高山竜司があまりに違っていて、衝撃を受けた記憶があります。

それから4半世紀ぶりに、ふと読みたくなって、再読してみました。

もちろんすごく面白かったのですが、私の中のホラー小説というイメージ(あるいは記憶)とはだいぶ違っていて、謎解き、ミステリーに近いような感じでした。

それほど怖くなかったです。

「リング」と言えば、確か映画だったと思いますが、貞子氏がテレビから這い出てくるシーンがトラウマ的に怖かったです。

しかし、原作小説では、貞子氏がテレビから出てくるシーンは明示的には描かれていません。

映像化にあたりあの表現方法を取られた方は天才だと思いました。

現在、このシリーズについて、私は「ループ」まで読み終えました。

「ループ」までは、中学生のときに読んだことがあるのですが、「バースデイ」はまだ読んだことがなかったはずです。

しかも、「バースデイ」の後、「エス」「タイド」という新刊が出ているようで、こちらももちろん購読予定です。

美味しいビールを飲みながら面白い小説を読むことを励みに、また仕事を頑張ろうと思います。

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