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弁護士の仕事~攻めのターンと守りのターン
皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。
一般的に7月下旬から8月といえば、夏休みだったり、お盆だったり、少しのんびりできるというイメージがあると思うのですが、今年のこの時期は本当に忙しかったです。
この時期限定で言えば、弁護士15年の中で今年が一番忙しかったかもしれません。
弁護士の仕事は、必ずしも裁判だけではなく、まだ裁判にはなっていない交渉事件もあるのですが(交渉が頓挫すると、裁判をせざるを得ません)、弁護士においては、裁判になっている民事事件や家事事件では、書面を作ることが主な仕事になります。
そして、裁判になっている事件では、多くの場合、攻めのターンと守りのターンが1月から1月半ごとに繰り返されます。
攻めのターンでは、相手方から出てきた書面に対する反論の書面を作成し、裁判所に提出します。
書面を作るために必要があれば、依頼者と打合せをしたり、依頼者から事情を聴き取ったり、文献や裁判例を調べたりします。
医療や建築など、法律外の専門知識が必要になる場合には、文献を調べることも多く、なかなか大変です。
守りのターンでは、相手方の書面が出てくるのを待っているだけのことが多く、あまりやることがありません。
攻めっぱなしだった1か月(涙)
通常、1か月のうちにある裁判は、攻めのターンが5割、守りのターンが5割、というような割合で、ひどくても攻めのターンが7割、守りのターンが3割という具合です。
しかし、次回の裁判がいつになるのか、ということについては、おおまかには1月から1月半後というのが通常ですが、裁判所と相手方弁護士の都合によって事件ごとに少しずつズレるもので、毎回ぴっちり1月ごとになるわけではありません。
また、時々2回連続攻撃のターンということもあります。
そういった事情もあってか、今年の8月から9月にかけて入っている裁判は、私にとって、ほぼ全てが攻めのターンになってしまったのです。
相当な数の書面を作りましたが、かなりヘビーでした。
その反面、次回の裁判ではそのほぼ全てが守りのターンとなることが予想され、現在とてもヒマです。
ヒマはヒマなのですが、次回全部守りのターンということは、次々回また全部攻撃のターンということが予測されます・・・。
「今できることをやっておかなければ、また攻めのターンでビッグウェーブが来たときに、しんどくなる!!」という、強迫観念に見舞われ、思い切り休むということができません。
そのため、あまり効率は良くないのですが、半年ほど先に行われることが予測される証人尋問に向けて陳述書を作ったり、尋問事項書を作成したりしています。
なかなか気分がスッキリとしない、今日この頃でした。
踊るパワースポットこと田原俊彦さんのコンサート
さて、この間の土曜日のことなのですが、富士市にありますロゼシアターで開催された田原俊彦さん(以下「トシちゃん」と呼ばせていただきます)のコンサート「TOSHIHIKO TAHARA DOUBLE ‘T’ TOUR 2025 Dance with KING of IDOL 踊るパワースポット!」静岡公演に行って参りました。

コンサートの前日、某司法書士の先生よりお誘いをいただき、参加させていただきました。
8月は上記のような激務の状態にあり、また、色々と気分が落ち込むことがありました。
私は、某司法書士の先生の影響で、トシちゃんが「踊るパワースポット」と呼ばれている(?)ことを知っており、トシちゃんから元気をもらいたい、パワースポットにあやかりたい!という気持ちから、コンサートに参加させていただくことにしました。

こういう大人向けのライブというかコンサートは、かなり久しぶりで、最後に行ったのは、6年ほど前のthe band apartの対バンツアー@静岡だったと思います。
私も、SMAPとか嵐とか好きだったのですが、アイドルのコンサートは初めてでした。
トシちゃんのコンサートは、最初から最後までトシちゃんの全力前進感が半端なく、ダンスがとてもかっこよかったです。
コンサート前に、YouTubeで若干の予習をしたのですが、コンサートで、生で聴いてすごく良かったなぁと思ったのが「ごめんよ涙」でした。
うまく言葉にできないのですが、すごく良かったです!
「抱きしめてTONIGHT」も最高でした。
2時間以上にわたって、歌とダンスを披露してくれたのですが、トシちゃん、とても64歳とは思えません。
コンサートの日、娘の前で縄跳びを4回跳んで息が切れてしまった私はもっと運動をしなければいけないと痛烈に感じました。
トシちゃんから元気をもらい、またお仕事を頑張りたいです!

静岡を拠点に活動する弁護士の石川アトムと申します。静岡市に育ち、大学時代に祖母が交通事故に遭ったことをきっかけに、人の人生の大切な一歩を支えたい気持ちが芽生えました。東北大学法学部や京都大学法科大学院で学び、地元で弁護士として働きたい想いを胸に、2022年に独立開業し、石川アトム法律事務所を立ち上げました。事件の進行状況や今後の見通しをこまめに伝えるよう心がけ、ご相談者さまの安心につながればと思っています。趣味は英会話。