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クアラルンプール市中では基本的にクレジットカードで買い物ができます
皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。
今回もマレーシア旅行のことを書いていきます。
ここ3回くらい(そしてこの後3回も、そのほとんどが)、法律、弁護士とあまり関係がない内容になっていますが、今回は、ちょこっとだけ「裁判所」の話が出てきます。
さて、私はクアラルンプールに3泊4日滞在しましたが、ほとんど現金を使うことがありませんでした。
両替をしたのは、滞在中1回だけ、それも1万円だけでした。
クアラルンプールで私が行ったお店のほとんどでは、クレジットカードが利用できました。
ただし、AMEXを受け付けていない店がそれなりに多くありました。
マスターのカードがあったので、事なきを得ましたが、AMEXユーザーの方は要注意です。
なお、万が一、これからクアラルンプールに行こうかと思っている人がこのブログをご覧になられたときのために記載しておきますが、マレーシアでの両替は、現地の都市部の両替商で行う方が、レートが良いようです(日本の空港でのレートと比べても1マレーシアリンギットあたり4~5円程度違いました)。
いくつかのウェブサイトでも推薦されていますが、KLセントラルに併設されているNUセントラルのGF階(LGではなかったはず)にある両替商のレートが良いようで、私もここで両替しました。
ただし、開店時間は午前10時からです。
私は、クアラルンプール初日、マクドナルドに行く前にも立ち寄っていたのですが、そのときはまだ閉まっていました。
また、翌日の昼頃に来たときには、長蛇の列ができていました。
時間に余裕がないときにはお薦めできません。
15分くらい義兄に順番待ちをしていただき、私はその間に、同じ階のスーパーでお土産用の紅茶を買ってきました。
スーパーのフルーツは、とても色鮮やかで美味しそうでした。
そして安い!!
裁判所の売店ではクレジットカードが使えませんでした
クアラルンプール市中では、基本的にクレジットカードが利用できます。
ただ、お義父さんの話によると、デパートでトイレに行った際、現金が必要であったようです(チップのようなものでしょうか)。
私もクアラルンプール滞在中、クレジットカード自体が使えなかったことが2度ありました。
一度目は、滞在2日目。
義兄に車を出してもらい、高等裁判所(?)の見学に行ったときのことです。
多くの方には、何の興味も湧かない施設だと思いますが、弁護士という職業柄か、私は、スケジュールに余裕があって、簡単に行けそうなところであれば、外国の裁判所を訪れてみたくなってしまいます。
今回は、義兄のご自宅からクアラルンプールの国立博物館へ向かうのに、寄ってもらってもそれほど遠回りにならなさそうだったので、寄っていただきました。
まず、建物の外観ですが、かなりご立派な感じ。
「権威」を感じる建物でした。
何をやっていたのかよく分かりませんが、大量のテレビカメラが来ていました。
入口では、服装チェックがありました。
義兄も私もハーフパンツでしたが、モスクなどと同様に、ハーフパンツはダメとのこと。
義兄が、私が日本から来た弁護士で、勉強のために5分だけ(ハーフパンツで)見学させてもらえないかと言って、守衛さんと交渉してくれたのですが、笑顔で「ダメ」と断られました。
そもそも私が「裁判所に行きたい」と言い出したのが、国立博物館へ出発する15分ほど前のことであり、ハーフパンツがダメなどという情報は全く知りませんでした。
幸いにして、スーツケースを帯同しており、その中に長ズボンがあったので、義兄と私とで長ズボンに履き替え、あるいは重ね履きをし、その後、裁判所建物内への入場を認めていただきました。
手続そのものを見ることはできなかった(やっている様子も無かった)のですが、建物内部を見学させてもらいました。
地下1階には、窓口(カウンター)付の銀行があったのですが、保釈金の振込みとかに利用されるのでしょうか。
オーストラリアでも、アメリカでも、裁判所にATMがありました。
裁判所でお金を降ろして、罰金とかを払うんでしょうか・・・・。
同じく地下1階には売店がありました。
写真は売店内にあった法服です。
売店で本を1冊買おうとした際にクレジットカードを使いたかったのですが、機械が壊れていて使用不可とのこと。
義兄が現金を持っていたおかげで、立て替えていただきました。
まさか裁判所の売店でカードが使えないとは思いませんでした。
こちらで買った本は、事務所に飾ってあります。
売店でもらった紙袋には、法律関係っぽい絵が入っていました。
こちらの紙袋は、先輩弁護士へのお土産用に使わせてもらいました。
空港のカフェでもクレジットカードが使えなかった!!
最終日、帰国のため、クアラルンプール国際空港に行ったときのことです。
時間があったので、コーヒーを飲みながら仕事をしようと思い、ローカルっぽいお店に向かいました。
若い男性の店員が、ワンオペで注文と提供を行っているお店でした。
どうも先に注文していたお客さんの商品の作り方が不案内であったようで、ファイルに綴じられたレシピのようなものを見ながら一生懸命コーヒーを作っており、ジェスチャーで、注文はちょっと待ってくれ、とのことでした。
あるコーヒーにはホイップクリームを乗せたり、別のコーヒーには何らかの粉末を振りかけたりしており、先のお客さんが注文した4つのコーヒーを5分以上かけて作り上げ、ようやく私の注文となりました。
私はシンプルにアイスのアメリカーノを注文し、会計に移ろうとしました。
そうしたところ、彼は、クレジットカード端末のレシートが出てくる部分を開封し、レシート用の紙が無いのでカードは使えない、現金は無いのかと尋ねてきました。
あいにく帰国便に乗る直前で、現金は使い果たしており、仕方なくスタバに向かいました(スタバでは問題なくカードが使えました)。
感熱紙が切れているからカードが使えないって、これだけ大きな空港のお店で、そんなことあるんかいなと驚きました。