静岡で就職を検討している司法修習生へ~新人弁護士採用募集のお知らせ

静岡での78期司法修習が始まりました

皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。

弁護士になるためには司法試験に合格する必要がありますが、それだけで直ちに弁護士として働くことができるわけではありません。

弁護士として働くためには、司法試験に合格した後、さらに1年間、裁判所、検察庁、弁護士会などにおいて実務的な研修を行う必要があります。

この研修のことを「司法修習」といいます(「司法修習」という制度に興味がございましたら、こちらのブログをご参照ください)。

さて、先週の始めから、静岡での新しい年度の司法修習が始まりました。

司法修習を受けている人たちは、「司法修習生」、「修習生」と呼ばれます。

また、司法修習をいつ受けたかという年に応じて、「78期の司法修習生」などと言います。

今年4月から静岡で司法修習を受けている修習生は、78期であり、かく言う弁護士石川は、新63期です。

私が司法試験に受かった頃には、「新司法試験」というものと、「旧司法試験」というものがあり、「新司法試験」の合格者と、「旧司法試験」の合格者は、それぞれ別々に司法修習を受けていました。

そのため、「何期」という呼び方も、「新63期」、「旧63期」という区別がありました(当時、新司法試験の合格者は、旧司法試験の合格者より質が悪いなどという雰囲気があったため、「区別」というより「差別」的なニュアンスを感じていましたが、そのように感じていたのは私だけでしょうか。)。

現在では、というより、数年前から、司法試験の「新」と「旧」の区別が無くなり、司法試験は1本になりましたので、修習生についても、「新」「旧」の区別は無くなったわけです。

今年も、静岡での司法修習の開始当日、私は、静岡県弁護士会における選択修習の個別プログラムの責任者として、司法修習生にプログラムの説明を行ってきました(「選択修習」についての詳細は、こちらをご覧ください)。

その後、弁護士会で、一部の司法修習生と顔合わせを行い、夜は、開始初日ということで、静岡県弁護士会司法修習委員会主催の懇親会に参加してきました。

数年ぶりにお目にかかった先輩弁護士からの一言 「アトムくん、疲れてきたね」

先日、私が司法修習生だったころ、弁護士1年目であった先輩弁護士に、数年ぶり(もしかすると10年以上ぶり)にお目にかかる機会がありました。

私が先輩弁護士に「先生、だいぶ貫禄がつきましたね。」などと申し上げたところ、先輩弁護士からは、「アトムくんも、そうだねぇ・・・。だいぶ貫禄が・・・、というか、疲れてきたね。」などと言われてしまいました(泣笑)。

確かに、例年、年度末年度始めは比較的ヒマなのですが、今年に限っては、手術を受けていた3月中旬あたりから約1か月が本当に激務で、朝の4時、5時から連日仕事をしていました。

現在、峠を越えた感はありますが、まだそれなりのボリュームが想定される書面を2つ出さなければいけない状況にあり、ゴールデンウィーク明けくらいまでは忙しさが続きそうです。

以前のブログにも書きましたが、やっぱり仕事を手伝ってくれる人が欲しい、と思っています。

新人弁護士を募集します

というわけで、本題に入るのが遅くなりましたが、石川アトム法律事務所では、78期の司法修習生を1名採用したいと考えています。

当事務所で扱っている分野と割合をざっくり言うと、企業関係の仕事が3分の1、破産申立事件または破産管財事件が3分の1、個人からの依頼が3分の1という感じです。

企業関係の仕事では、不動産の賃貸借関係や、従業員との労働問題、契約書の作成、チェックや、個別の訴訟案件などを行っています。

顧問先等から依頼があれば、随時新しい分野の仕事も請け負いますが、企業からの依頼と言っても、契約書関係以外では、後に述べる一般民事とそれほど取り扱う内容に差があるわけではないと思っています。

うちの事務所では、東京の大手事務所が行うような、M&Aを主体的に取り扱うことは基本的には無いと思っています(ただし、それに関連する契約書のチェックなどは行っていますし、法務デューデリジェンスも機会があれば行ってみたいです)。

個人からの依頼の分野は、不動産賃貸借、金銭消費貸借などの一般民事、残業代請求や不当解雇などの労働事件、離婚、養育費、遺産分割などの家事事件、それから刑事事件がちょこっとという感じです。

知財、M&A、ファイナンス関係以外は、基本的に何でも取り扱う事務所だというイメージで良いと思います。

新しく来てくれる弁護士(現修習生)には、ゆったりと仕事をしてもらいたいと思っています。

私自身も、共同経営事務所での1年目がそうでしたが、私がお願いする仕事を締切りまでに廻してくれる限りは、何時から何時まで事務所にいてくれとは言いませんし、いつお休みを取っていただいても結構です。

案件や依頼者に対して、真摯に、謙虚に向き合う人に来ていただけるといいなぁと思っています。

このような事務所に興味がある修習生がいれば、いつでもご連絡ください。

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