Archive for the ‘マレーシア旅行’ Category

マレーシア旅行6~日本という国を久しぶりに外から見て

2024-07-20

大都会とジャングルという双極の印象

皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。

ゴールデンウィーク明けから始まったマレーシア旅行のお話も今回で最後です。

気が付けば、すっかり夏、7月下旬になってしまいました。

さて、今回のブログは、マレーシア旅行を通じて、私が思ったことを中心に書いていきたいと思います。

私がクアラルンプールを訪れる前、義姉夫婦の情報で、クアラルンプールは、ものすごい都会であると聞いていました。

ガイドブックを見ても、超高層ビルが建ち並んでおり、実際、ブキッビッタンなどの繁華街は、ものすごく栄えています。

東京に住んだことの無い、田舎者の私の感覚ですが、まるで山手線のどこかの駅の街中にいるような、都会感がありました。

私は、このような繁華街を訪れて、あるいは、世界第2位の高さを誇るムルデカ118などを見て、日本はマレーシアにも追いつかれ、追い越されようとしているのではないか、という感覚を持ちました。

しかし、他方で、羽田から7時間、クアラルンプール国際空港に着陸するというとき、地表は真っ暗で何も見えませんでした。

それもそのはずで、クアラルンプールの周りはジャングルだったからです。

空港に向かう帰りの車窓では、何分間もジャングルの風景が続きました。

マレーシアでは、都会は非常に近代的ですが、全国的に見た場合、おそらくそのような地域はごくごく僅かなのでしょう。

そういえば、水曜どうでしょうのジャングル探検も、マレーシアが舞台でしたね。

LOOK EAST!

私たちは、日頃日本にいて、日々、ネガティブなニュースに晒され続けています。

GDPが4位になるだの、円安が止まらないだの。

日本でポジティブなニュースといえば、大谷翔平選手の大活躍くらいでしょう。

私はネガティブなニュースに晒され続け、日本という国に対して悲観的であり続けてきました。

しかし、マレーシアに来て、日本はすごく大事にされている国なんだなと思いました。

まねきねこやら、ドンキやら、すき家やら、日本のものは山ほどあります。

どこから来たのかと聞かれ、日本からだと答えると、皆さん、とても興味を持って話を聞いてくれました。

日本という国をとても大切に扱ってくれている印象を受けました。

マハティール首相時代にLook East政策が採られた影響もあったのかもしれませんが、そのように感じました。

日本が今のままで良いとは言いませんが、日本という国に対して、もっと自信を持っても良いのではないかと思いました。

My grassroot effort~私の草の根活動

短い間でしたが、マレーシア滞在中、久しぶりに英語を話す生活をしました。

マレーシア旅行の中では、何よりもそれが楽しかったです。

もっとも、訛りがあったのかもしれませんが、必ずしもうまく聞き取りができたわけではなく、“Name”レベルで、単語が聞き取れないこともありました。

しかし、久しぶりに英語を話す生活をして、自分自身の言葉で、直接現地の人と話をして、新しい文化や考え、現地の人の思いに触れることができたことはとても楽しかったです。

やはり英語の勉強は続けていきたいなと思いました。

先ほどもお話ししましたが、マレーシア滞在中、マレーシアの国の人たちが、日本をとても大切に扱ってくれているように感じました。

実際、私が話をした中では、日本を訪れたことがある人も多く、実際に日本を訪れたときにも日本のことを気に入ってくださったようでした。

私は、このようなマレーシアでの体験を経て、世界中のもっと多くの方に日本を知ってもらいたい、日本のことを好きになってもらいたいと思いました。

帰国後、この2つの思いがマッチングしまして、結局何を始めたのかと言いますと、「Hello Talk」というアプリです。

近くに住んでいる日本語学習者を検索するページの見た目が完全に出会い系アプリなので、妻からあらぬ誤解を受けぬよう、利用開始と同時に、妻にはこのようなアプリを始めたことを伝えました(汗)

仕組みはFacebookに似ていますが、自分が英語で投稿した記事について、他のユーザーが訂正をしてくれたり、「Lawyer」と「Attorney」はどのように違うのでしょうか、などといった質問に他のユーザーが答えてくれたりします。

このアプリでは、電話で他のユーザーと話をすることもできますが、忙しかったり、時差の関係だったりして、なかなか電話機能は使えていません。

これまでお話できたのは、韓国の方、インドの方、ルワンダの方です。

せっかくなので、もっと電話機能で話をしたいと思っているのですが、日記投稿機能だけでも、(それなりの頻度で投稿すれば)随分英語力が鍛えられると思います。

私は、まだまだ冠詞(a,theなど)を忘れがちなのですが・・・。

これからも英語の勉強を継続していきたいと思います。

そして、次回は、家族で海外旅行に行きたいと思っています。

マレーシア旅行5~クアラルンプール観光

2024-07-11

マレーシアの歴史が学べる国立博物館

皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。

今回は、クアラルンプールの街中で行った観光についてお話しします。

クアラルンプール滞在2日目、義兄に車を出していただき、街中を観光させてもらいました(以前ご紹介した裁判所の件は、この日の最初の見学地でした)。

さて、クアラルンプールの玄関口的な駅として、KLセントラルという駅があります。

クアラルンプール国際空港から、KILAエクスプレスという特急列車で、25分ほどで着く終点の駅です。

KLセントラル駅には、NUセントラル(ニューセントラル)というショッピングセンターが直結しており、こちらのGフロアに良い両替屋があることは、以前のブログでご紹介いたしました。

KLセントラル駅の正面に、国立博物館があります。

お義姉さんに色々とお調べいただいたのですが、日本語のガイドさんもいらっしゃり、午前10時からガイドツアーが組まれています。

私たちがお世話になったガイドさんは日本人で、マレーシアを巡る数々の歴史的事象を淀みなくご案内いただき、大変楽しく、勉強になりました。

国立博物館を見学される場合には、日本語ガイドのツアーに参加することを強くお薦めします。

私たちは、博物館の中のBフロアから参加させていただいたのですが、所要時間は、おそらくツアー全体で2時間弱というくらいじゃないかと思います。

早めに見学をして廻っても、それくらいの時間は十分必要なボリュームです。

説明文を読みながら、個人でゆっくりゆっくり見学していったら、3~4時間はかかると思われます。

様々な展示物があり、大変面白い博物館でした。

個人的には、ホモエレクトス(原人)だったと思いますが、先史時代エリア(Aフロア)で、その頭蓋骨の写真を撮り忘れてしまったことを後悔しています。

先史時代から現代まで、マレーシアの歴史が分かる博物館です。

マレーシア観光と言えば、これ!!、という扱いのスポットではないのかもしれませんが、大変オススメです。

チャイナタウンとまさかの「再会」

この日の午後は、まずチャイナタウンに連れて行っていただきました。

当初廻ることはできないだろうと思っていたのですが、車を出していただいた義兄にお願いし、連れて行っていただきました。

大感謝です。

チャイナタウンには壁画コーナーがあります。

あまり長く、広い場所ではないですが、とても雰囲気の良いスポットでした。

私たちが訪れたときには、ちょうど階段の上にある壁画をバックに、結婚式の写真撮影をされていました。

また、チャイナタウンには、ヒンズー教のお寺があり、内部を見学しました。

中国人にとって、ヒンズー教はそれほどメジャーではないと思うのですが、なぜチャイナタウンにヒンズー教のお寺が建てられたのでしょうか(もしかすると、時系列が逆なのかもしれませんが)。

ヒンズー教寺院を見たのは初めてでした。

極彩色のきれいな寺院でしたが、個人的に、シヴァ神に踏みつけられている夫を見て、「結婚生活は『忍耐』の『忍』!!」という裁判官たちの件を思い出してしまいました。

チャイナタウンからは、近時建設された世界で二番目に高いビル(一位はドバイ)、ムルデカ118を臨むことができます。

低層建物が多いチャイナタウンの町並みを背景に、天を突き刺すようなムルデカ118は、何とも言えないコントラストでした。

そして、チャイナタウンでは、まさかの「再会」がありました。

義兄が「あれ、こここんな店あったんかいな。」とふらっと立ち寄った店に、カンボジア・シェムリアップのレッドピアノという飲食店にあった赤い人型のランプがあったのです!

            ↑こちらはクアラルンプールの「彼」

                               ↑こちらはレッドピアノの「彼」

まさか「彼」とマレーシアで再会するとは思いませんでした。

チャイナタウンの後は、国立モスクに連れて行っていただきました。

金曜日でしたが、お祈りが終わりかかった時間に到着し、ほとんど待つことなく入場することができました。

国立モスクについては、以前のブログをご覧ください。

ムルデカスクエア

国立モスクを訪れた後には、ムルデカスクエアに行きました。

「ムルデカ」というのは、マレー語で「独立」という意味です。

まさに広場であり、とても爽やかな気持ちになれる場所です。

ただし、日陰がないので、酷暑の日は要注意です。

ムルデカスクエアからは、イギリス統治時代に建てられた建物が見えます。

現在は最高裁判所として使用されているようで、内部の見学はできません。

また、ムルデカスクエアには、初代首相が独立を宣言した際の様子をモザイク画で再現したものがあります。

先ほど紹介したムルデカ118(超高層ビル)は、独立宣言時の首相の姿形を表したものだと、国立博物館のガイドさんから伺いました。

なるほど、言われてみると、確かにそのとおりの形でした。

マレーシア旅行4~モスクとイスラム教の話

2024-06-30

シャー・アラムのブルーモスク

皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。

今回は、再びマレーシア旅行の話に戻りまして、マレーシアの国教であるイスラム教に関するお話をご紹介いたします。

マレーシアは、アジア諸国で、イスラム教を国教とする数少ない国です(他には、インドネシアとブルネイがイスラム教を国教としているようです)。

今回の旅行では、イスラム教の教会ともいえるモスクを何か所か見学してきました。

私が見学したモスクは3つ。

クアラルンプール中心部にある国立モスク、シャー・アラムにある通称ブルーモスク、プトラジャヤにある通称ピンクモスクの3つです。

私はブルーモスクが一番好きだったので、まずはブルーモスクからご紹介します。

私はオプショナルツアーを予約して、ブルーモスクとピンクモスクを1日で巡りました。

ブルーモスクまでは、クアラルンプール中心部から車で40分くらいです。

ガイドさんが、車の中で、日本とマレーシアとの関わりについてお話ししてくれました。

そこら辺の日本人より数十倍日本史に詳しい、プロ魂のガイドさんでした笑

外に出るとめちゃくちゃ暑いのですが、目に涼しいブルーモスク。

ブルーモスクは、4本のミナレット(塔)と、世界一の大きさのドームが特徴であるということです。

とてもきれいなモスクでした。

中では、現地のガイドさんが色々と説明をしてくれたり、いわゆるフォトジェニックな写真の撮り方までレクチャーしてくれたりします。

ガイドさんはとても親切で、写真も撮ってくれます。

ガイドさんの説明は基本的に英語ですが、非常に分かりやすかったです。

モスクに入るときには、女性は髪の毛を隠すことが必須です。

男性もハーフパンツの場合は、ローブを羽織る必要があります。

ヒジャーブやローブは貸してくれます。

ローブは、各モスクで異なっており、ブルーモスクのローブは青色でした。

ブルーモスクに入ってすぐのところに、青いタイルの壁があります(下の写真の壁です)。

こちらの壁は、トルコ・イスタンブールのブルーモスクからいただいたものだそうです。

とてもきれいなタイルでした。

金曜日には、たくさんの人がお祈りに訪れるそうです(お祈り中は観光ができなかったと思います)。

ブルーモスクは収容人数がとても多く、3万人が一度にお祈りできるそうです。

ただし、男女は別で、確か金曜日のお祈りのときのことだと思いますが、男性が1階であるのに対し、女性は2階だそうです。

また、このモスクには王族もたびたびお祈りに来られるようです。

目にはとても涼やかな建物なのですが、非常に暑く、見学中に汗だくになりました。

見学の終盤に水を売っているところがありますが(オプショナルツアーでは、最後にガイドさんが冷たい水をくれましたが)、ツアー中には水を携行した方が良いでしょう。

熱中症になってしまいます。

クアラルンプール中心部にある国立モスク

クアラルンプール中心部に、国立モスクがあります。

ここにはクアラルンプール2日目に行きました。

ハーフパンツではなかったのですが、せっかくだからということで、ローブを貸していただきました。

国立モスクもとても大きなドームがありました。

ブルーモスクやピンクモスクと比べると、素朴なモスクという印象ですが、水が涼しげな印象のモスクでした。

プトラジャヤのピンクモスク

ブルーモスクと同じオプショナルツアーの中で訪れたのが通称ピンクモスクです。

ピンクモスクは、プトラジャヤという21世紀になってから完成した(まだ開発途上ですが)新しい行政都市にあります。

サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを模したモノレールの橋がありますが、予算の関係なのか、工事が止まってしまっているようです。

当初、ブルーモスクとは別の日に電車を使って来ようと思ったのですが、最寄り駅からピンクモスクまで向かうのが非常に大変らしく、ピンクモスクが入っているオプショナルツアーを選択しました。

私のツアーの場合は、モスクの中に入る前に、湖を周遊するクルーズがありました。

クルーズは40分~50分ほどありましたが、ピンクモスクが見えるは、最初と最後だけで、他は湖周辺部の説明が続きます(英語です)。

同じ経路を往復する感じなので、景色の良さに左右はありません。

ただし、私のように、クルーズ後半で居眠りをしてしまう恐れがある人は、先にピンクモスクを近くで見ることができる右側に座ることをお薦めします。

私は、外の暑さにやられ、船の冷房の心地よさに負け、居眠りをしてしまいました。

クルーズ後、ピンクモスク内を見学しました。

写真では人がまばらに見えますが、実際には、かなり大勢の人がいました。

こちらのモスクのローブは、赤色です。

ピンクモスクの方がブルーモスクよりも人が多く、観光チックな感じがしました。

ただし、お祈りの時間になると、信者の方が集まり、モスク内でお祈りが始まります。

ピンクモスクで面白いと思ったのが、1マレーシアリンギット(35円前後)を寄付することで、地図に安全ピンをさせるというものです。

日本の場合、日本地図があります。

私も1リンギットを寄付して、安全ピンをもらい、静岡に刺しました。

なお、先ほど国立モスクではローブを貸してくれたという話をしましたが、ピンクモスクでは男性の場合、長ズボンを履いているとローブを貸してもらえませんでした。

また、モスク内でとれるポーズについて注意書きがあるなど、観光チックでありながら、他のモスクよりも厳格な面も見られました。

マレーシア旅行3~マレーシアの裁判所に行ったときの話

2024-06-10

クアラルンプール市中では基本的にクレジットカードで買い物ができます

皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。

今回もマレーシア旅行のことを書いていきます。

ここ3回くらい(そしてこの後3回も、そのほとんどが)、法律、弁護士とあまり関係がない内容になっていますが、今回は、ちょこっとだけ「裁判所」の話が出てきます。

さて、私はクアラルンプールに3泊4日滞在しましたが、ほとんど現金を使うことがありませんでした。

両替をしたのは、滞在中1回だけ、それも1万円だけでした。

クアラルンプールで私が行ったお店のほとんどでは、クレジットカードが利用できました。

ただし、AMEXを受け付けていない店がそれなりに多くありました。

マスターのカードがあったので、事なきを得ましたが、AMEXユーザーの方は要注意です。

なお、万が一、これからクアラルンプールに行こうかと思っている人がこのブログをご覧になられたときのために記載しておきますが、マレーシアでの両替は、現地の都市部の両替商で行う方が、レートが良いようです(日本の空港でのレートと比べても1マレーシアリンギットあたり4~5円程度違いました)。

いくつかのウェブサイトでも推薦されていますが、KLセントラルに併設されているNUセントラルのGF階(LGではなかったはず)にある両替商のレートが良いようで、私もここで両替しました。

ただし、開店時間は午前10時からです。

私は、クアラルンプール初日、マクドナルドに行く前にも立ち寄っていたのですが、そのときはまだ閉まっていました。

また、翌日の昼頃に来たときには、長蛇の列ができていました。

時間に余裕がないときにはお薦めできません。

15分くらい義兄に順番待ちをしていただき、私はその間に、同じ階のスーパーでお土産用の紅茶を買ってきました。

スーパーのフルーツは、とても色鮮やかで美味しそうでした。

そして安い!!

裁判所の売店ではクレジットカードが使えませんでした

クアラルンプール市中では、基本的にクレジットカードが利用できます。

ただ、お義父さんの話によると、デパートでトイレに行った際、現金が必要であったようです(チップのようなものでしょうか)。

私もクアラルンプール滞在中、クレジットカード自体が使えなかったことが2度ありました。

一度目は、滞在2日目。

義兄に車を出してもらい、高等裁判所(?)の見学に行ったときのことです。

多くの方には、何の興味も湧かない施設だと思いますが、弁護士という職業柄か、私は、スケジュールに余裕があって、簡単に行けそうなところであれば、外国の裁判所を訪れてみたくなってしまいます。

今回は、義兄のご自宅からクアラルンプールの国立博物館へ向かうのに、寄ってもらってもそれほど遠回りにならなさそうだったので、寄っていただきました。

まず、建物の外観ですが、かなりご立派な感じ。

「権威」を感じる建物でした。

何をやっていたのかよく分かりませんが、大量のテレビカメラが来ていました。

入口では、服装チェックがありました。

義兄も私もハーフパンツでしたが、モスクなどと同様に、ハーフパンツはダメとのこと。

義兄が、私が日本から来た弁護士で、勉強のために5分だけ(ハーフパンツで)見学させてもらえないかと言って、守衛さんと交渉してくれたのですが、笑顔で「ダメ」と断られました。

そもそも私が「裁判所に行きたい」と言い出したのが、国立博物館へ出発する15分ほど前のことであり、ハーフパンツがダメなどという情報は全く知りませんでした。

幸いにして、スーツケースを帯同しており、その中に長ズボンがあったので、義兄と私とで長ズボンに履き替え、あるいは重ね履きをし、その後、裁判所建物内への入場を認めていただきました。

手続そのものを見ることはできなかった(やっている様子も無かった)のですが、建物内部を見学させてもらいました。

地下1階には、窓口(カウンター)付の銀行があったのですが、保釈金の振込みとかに利用されるのでしょうか。

オーストラリアでも、アメリカでも、裁判所にATMがありました。

裁判所でお金を降ろして、罰金とかを払うんでしょうか・・・・。

同じく地下1階には売店がありました。

写真は売店内にあった法服です。

売店で本を1冊買おうとした際にクレジットカードを使いたかったのですが、機械が壊れていて使用不可とのこと。

義兄が現金を持っていたおかげで、立て替えていただきました。

まさか裁判所の売店でカードが使えないとは思いませんでした。

こちらで買った本は、事務所に飾ってあります。

売店でもらった紙袋には、法律関係っぽい絵が入っていました。

こちらの紙袋は、先輩弁護士へのお土産用に使わせてもらいました。

空港のカフェでもクレジットカードが使えなかった!!

最終日、帰国のため、クアラルンプール国際空港に行ったときのことです。

時間があったので、コーヒーを飲みながら仕事をしようと思い、ローカルっぽいお店に向かいました。

若い男性の店員が、ワンオペで注文と提供を行っているお店でした。

どうも先に注文していたお客さんの商品の作り方が不案内であったようで、ファイルに綴じられたレシピのようなものを見ながら一生懸命コーヒーを作っており、ジェスチャーで、注文はちょっと待ってくれ、とのことでした。

あるコーヒーにはホイップクリームを乗せたり、別のコーヒーには何らかの粉末を振りかけたりしており、先のお客さんが注文した4つのコーヒーを5分以上かけて作り上げ、ようやく私の注文となりました。

私はシンプルにアイスのアメリカーノを注文し、会計に移ろうとしました。

そうしたところ、彼は、クレジットカード端末のレシートが出てくる部分を開封し、レシート用の紙が無いのでカードは使えない、現金は無いのかと尋ねてきました。

あいにく帰国便に乗る直前で、現金は使い果たしており、仕方なくスタバに向かいました(スタバでは問題なくカードが使えました)。

感熱紙が切れているからカードが使えないって、これだけ大きな空港のお店で、そんなことあるんかいなと驚きました。

マレーシア旅行2~クアラルンプールという街について

2024-05-30

クアラルンプールは治安の良い大都会

皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。

前回のブログから、5年ぶりの海外旅行、マレーシア(クアラルンプール)での思い出をご紹介しています。

今回はその2回目で、クアラルンプールの街のことをご紹介したいと思います。

何となく、東南アジアというと、発展途上のイメージを持たれる方も多いかもしれません(これ自体が私の偏見でしょうか)。

しかし、クアラルンプールは大都会でした。

マレーシアの人口は3300万人ほどと、日本の約4分の1ですが、クアラルンプールの賑わいは東京かと思うほどでした(あくまで私個人の、田舎者の感覚です)。

実際、クアラルンプールの広さは東京23区の約4分の1、人口は188万人(東京23区の人口は概ね980万人)ということなので、クアラルンプールは、ほとんど東京23区と同じくらいの人口密度になるのではないでしょか。

クアラルンプールでは、道路の路面や道路端の雰囲気なんかは「東南アジア」感がありますが、超高層ビルがあちこちに建っており、中心部には、数えるのが大変なほど巨大なショッピングモールがあります。

その一つ一つはとてもきれいで、洗練された印象を受けます。

多くのガイドブックに書かれているように、クアラルンプールは非常に治安が良い印象を受けました。

クアラルンプールで治安の悪そうな場所に行っていないという前提で、私の決して多くない海外旅行経験で言えば、ハワイのような安心感があります。

しゃべられている言葉が外国語で、街中に多少きれいじゃないところもあるということを除けば、クアラルンプール中心部の街の雰囲気は、東京と似ているかもしれません。

ただ、これは、あくまで私の個人的な感覚です(しかも東京に住んだことがない私の)。

配車アプリGrab

日本では、ようやくライドシェアが限定的に解禁されたところですが、クアラルンプールでは、Grabという配車アプリ(アメリカでいうUber)が非常に浸透していました。

義姉夫婦には、初日からお土産を買いたいという私の希望を叶えていただいたのですが、ゲストが2人(私と義父)増えた関係で、自家用車でなく、Grabで大きめの車を手配していただき、合計6人(運転手除く)で1台の車に乗り、ショッピングモールへ向かいました。

私自身は、アプリをインストールしながらも使用することはなかったのですが、Grabでは事前決済ができるため、知らない外国でタクシーに乗ってぼったくられるという心配もありません。

アプリ自体に、緊急通報ボタンという機能もあり、何かあったときには、すぐ運営会社に位置情報等が提供されるような仕組みになっています。

私がワシントンDCに行った際、このアプリがあれば、タクシーで、誘拐されたと勘違いしてパニックになることも無かったでしょうに・・・。

マレーシア旅行記が終わったら、スポットで、そのときの話を書きたいと思います。

1日が長い街クアラルンプール

もう一つ、クアラルンプールについて、日本人として言える、大きな特徴があります。

それは、夜明けが(日本人の感覚からして)異常に遅く、日没も(日本人の感覚からして)異常に遅いということです。

より具体的に言えば、この時期、朝の7時でも外は真っ暗です。

写真は朝の6時半ころのものですが、やはり外は真っ暗です。

午前7時30分から8時くらいになって、ようやく空が明るくなり初めて来たかなという感じです。

逆に、夜はなかなか暗くなりません。

夜の7時でもまだかなり明るいです。

日が落ちるのは、日本の夏と比べても随分遅いと思います。

私がクアラルンプールで楽しみにしていたことの第一は、ルーフトップバーに行くことでしたが、なかなか日が落ちず、夜景を楽しむまで時間がかかりました(汗)

やはり暑かったクアラルンプール

前回のブログで、義姉に南国のフルーツをたくさんご馳走いただき、南国に来たなと思ったという記事を書きましたが、やはり南国、クアラルンプールはめちゃくちゃ暑かったです。

以前、義兄から、湿度が低く、日本に比べればそれほど暑くないという話を聞いていたのですが、全然普通に暑かったです。

私が訪れた期間は、摂氏35度前後の日が続いていましたが、日向を歩いていると汗だくになりました。

水分補給は必須です。

しかし、デパートやショッピングモールで寒いくらいにガンガンに冷房をかけているというほどではなく、ショッピングモールでも半袖で過ごせました(以前、夏季にワシントンDCのロースクールに行った際には、冷房の効き過ぎで冷蔵庫の中にいるかと思うほど教室が寒く、膝掛けが必要なほどでした)。

街中でも電気自動車のバスが走っているなど、エコな印象の街でした。

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