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THE FIRST SLAM DUNK
THE FIRST SLAM DUNKを見てきました
土日に妻が子どもたちを連れて妻の実家に泊まるということで、1月半ぶりに自由な時間ができました。
そこで、新静岡セノバで、かねてから気になっていたTHE FIRST SLAM DUNKを見てきました。
スラムダンクは、私が今更申し上げるまでもなく、1996年まで週刊少年ジャンプ(集英社)に連載されていた高校生のバスケットを題材とした漫画です。
私のお小遣いでは毎週ジャンプを買う余裕は無かったのですが、私が行っていた床屋にはジャンプがたくさんあり、髪を切ってもらった後も、前回来たとき以降の続きを読んでから帰っていました。
ジャンプでの連載終了から25年が経ち、まさかこのタイミングで新しい映画が公開されるとは思ってもいませんでした。
37歳の大の大人が、とてもワクワクして映画館に向かいました。
大人になってもワクワクできるものがあるということはとても幸せなことです。
また、当時は全然分かっていませんでしたが、あの時代のジャンプを毎週読むことができていたなんて、今から考えると、何と幸せなことだったでしょうと思います。
中身に立ち入らない「THE FIRST SLAM DUNK」の感想
小学生のころに見ていたテレビアニメの記憶はもはやおぼろげですが、テレビアニメよりも、アングル等臨場感があって良かったです。
また、今回の映画では声優陣が一新されていますが、(テレビアニメの記憶がおぼろげであることもあってか)私は全く違和感を覚えませんでした。
晴子ちゃんが坂本真綾さんだったことには、エンドロールまで全く気がつきませんでした。
ちょっと中身に入る「THE FIRST SLAM DUNK」の感想
何の前置きもなく、当然のように、あの試合から始まる構成にはビックリしました。
本当に何の前置きも、説明もなく、そのことにビックリしました。
せっかく見に行くのであれば、やはりマンガを読んでから行けば良かったと思っています。
私が最後にスラムダンクを読んだのは、今から13年以上前のことだと思いますが、細かいセリフや展開などは忘れてしまっていました(それでもよく相手方チームの名前を3、4人覚えていたなぁと思います)。
あとは、できれば、さらにじっくり見たかったという感じがありました。
フルで映画化しても、ダレることは絶対無かったと思います。
今後ディレクターズカット版が出たりするのでしょうか・・・?
私は単行本しか読んだことがないのですが、単行本には書かれていなかった色々な話が出てきてとても面白かったです。
特に、最後の最後のシーンでは、まさかああいった場面で2人が対峙するとは!!と、とてもワクワクしました。
その先の話が描かれることはないのかもしれませんが、2人の今後の活躍を見てみたいと強く思いました。
スラムダンクと私
スラムダンクには、いくつもの名ゼリフがありますが、私は、やはり、安西先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?」が一番好きです。
ロースクールの受験時代、司法試験の受験時代にも、机やトイレに、安西先生のお言葉を貼り付け、毎日その言葉を目にして勉強を続けていました。
諦めずに頑張るというのは、口で言うのは簡単なことです。
しかし、真に諦めずに最後までやり通すということは、とても難しいことです。
私も弁護士13年目になりました。
いろいろな事件を経験し、ご相談をいただいた時点で、事件に対するある程度の見通しが立つことも珍しくありません。
しかし、その13年の中で、最後まで諦めずにやり通した結果、当初の予想を裏切る、思いもよらない素晴らしい結末に至った事件もありました。
これからも、弁護士を志したときの初心を忘れず、最後までやり通す、そういう弁護をしたいと思っています。
ちなみに、私は、スラムダンクの中では、海南の神宗一郎が一番好きでした。
毎日毎日練習を続け、ついに海南のスタメンを勝ち取った神さんには、強い憧れを抱きました。
努力を続けていくということも、また難しいものです。
諦めないこと、努力を続けていくこと。
この2つは弁護士にとっても、とても大切な要素なのだろうと思います。
月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」が始まります
新月9ドラマ 女神の教室
本日からフジテレビ系列の月9ドラマとして、「女神の教室~リーガル青春白書~」がスタートします。
「女神の教室~リーガル青春白書~」では、北川景子さん演じる「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーにする裁判官が、実務家教員としてロースクールへ派遣されます。北川さん演じる主人公が「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開し、司法試験合格という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に新風を巻き起こしていく、というドラマのようです。
弁護士とロースクール(法科大学院)との関係
皆さんは、ロースクール(法科大学院)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
現在の日本で、裁判官、検察官、弁護士になるためには、基本的には、ロースクール(法科大学院)を卒業するか、予備試験という司法試験とは別の試験に合格した後に、司法試験を受験する必要があります。
つまり、ロースクールというのは、基本的には、司法試験に合格することを目標とした学生が通う大学院と言えます。
昨年の司法試験では、受験者全体の司法試験合格率が45.52%であったのに対し、予備試験合格者の司法試験合格率は97.53%となっており、驚異的なものがありますが、合格者の人数だけで言えば、昨年の司法試験合格者の7割以上はロースクール出身者です。
ロースクールでの受験指導
「女神の教室」公式サイトの案内によると、ドラマに登場するロースクールの教員たちは、学生に対して司法試験のノウハウを教えることにしか興味が無く、学生たちも試験の対策になることしか求めていないという姿が描かれるということです。
私自身は、ロースクールを卒業してもうすぐ13年になりますが、私がロースクールに通っていたころは、予備試験は存在しませんでした。
また、当時通っていたロースクールでは、学校として司法試験対策(受験指導)を行うことは推奨されておらず、むしろ基本的には禁止されていたように思います。
近時は、ロースクール卒業生よりも、予備試験合格者の方が、圧倒的に合格率が高いという状況もあり、ロースクールにおける授業の方針も変わったのかもしれません。
もっとも、山田裕貴さん演じるロースクール教員は、「『自主ゼミ』 で司法試験合格者を輩出するエース教員」と評されています。
「自主ゼミ」というのは、ロースクールの授業そのものではなく、ロースクールの学生同士で行っている勉強会のことを言うのではないかと思います。
つまり、ロースクール側は公式には受験指導に関われないので、公式授業の自主ゼミにより受験指導をしているということなのでは、とも思いました。
弁護士が弁護士ドラマを見ると
これまでロースクールをテーマにしたドラマは見た記憶がありません。
私が弁護士をテーマにしたドラマを見ていると、「こんなこと起こるわけないじゃん。」とか「こんなにベラベラしゃべってたら、絶対裁判官に制止される(「書面で提出してください!」と言われる)」などと思ってしまいます。
「ロースクールのリアルな日常」が描かれるという新月9ドラマ。
どんな日常が描かれているのか、とても楽しみにしています。