弁護士石川が2025年に読んだ本

鼻中隔湾曲症の手術後2週間が経ちました

皆様、こんにちは。弁護士の石川アトムです。

鼻中隔湾曲症の手術を受け、退院して2週間ほど経ちました。

退院して1週間経ち、お酒も飲めるようになりました。

入院前に依頼者からいただいた、高砂と獺祭をようやく飲める時期になりました。

どちらも大変美味しいお酒でした。

さて、入院中は時間がたっぷりあり、他方で、熱が出るなどそれほど体調が良くなかったので、手術後の入院中は、少しだけ仕事をして、あとはスマホを見ず、読書ばかりしていました。

今年に入り、既に10冊以上の本を読んでおり、過年度と比べると、相当早いのですが、弁護士石川が2025年に読んだ本の中でオススメの本をご紹介します。

MOZUシリーズ

こちらは、昨年若干ご紹介した逢坂剛さんの、いわゆる「MOZU」シリーズです。

昨年11月の時点では、MOZUの「第1巻」に当たる「百舌の叫ぶ夜」を読み終えたところでした。

「第1巻」と記載したのは、シリーズの「第0巻」に当たる「裏切りの日日」があるためです。

MOZUシリーズを読み始めた当初、私は、この「第0巻」の存在を知らず、MOZUシリーズは、「百舌の叫ぶ夜」、「幻の翼」、「砕かれた鍵」の3部作だと思っていました。

ところが、「百舌の叫ぶ夜」を読み終えた時点で、MOZUシリーズには実は「第0巻」があり、シリーズ全体で9冊構成となっていることを知りました。

9冊というと、相当なボリュームで、若干尻込みしたのですが、「百舌の叫ぶ夜」が非常に面白かったため、通読の覚悟を決めました。

その結果、どの巻も大変面白く、あっという間に全巻読破してしまったのですが、2巻でいきなり主人公だと思っていた人は退場しちゃうし、ドラマで大好きだった東は、いつまで経っても出てこないし、第二期以降のドラマは、小説とは全く別物だと思いました。

小説ではダルマの「ダ」の字も出てきません。

私がドラマを素にイメージしていた話と、小説(原作)とがあまりに違い過ぎて驚きましたが、ドラマと原作の両方ともこれだけ面白いお話はそうは無いと思っています。

未必のマクベス

続いては、早瀬耕さんの「未必のマクベス」です。

本当は、この本は、入院中に読もうと思って購入していたものだったのですが、あまりに面白かったため、入院前に読み切ってしまいました。

この本については、去年とか、割合最近、新静岡セノバで平積みになっているのを見たような気がしたのですが、出版されて10年近く経っていたのですね。

「これほど素晴らしい小説はそうあるものではない。」という、めちゃくちゃハードルを上げる帯が付いていたのですが、その帯に違わず、これほど面白い小説は近時読んだことがありません。

ミステリーと恋愛小説の分野に位置付けられる作品だと思いますが、何と言いますか、セピア色の情景が浮かぶような、そういう懐かしい気持ちを思い起こさせるような小説でした。

舞台の大部分は香港です。

ビクトリアハーバーや、インターコンチネンタルホテル(香港の方です)、ビクトリアハーバーでのシンフォニーオブライツなど、香港の名所がたくさん出てきます。

2度香港に行ったことがある私としては、とても嬉しく読ませてもらいました

(↓の写真は、2016年の旅行の際に撮影したものです)。

往々にしてある、途中まですごく面白かったのに、結末これかい!という落ちでもなく、最後までとても面白い作品でした。

早くも今年1番面白かった本になるのではないかと思っています。

新世界より

最後は、貴志祐介さんの「新世界より」です。

こちらは、全三冊で1400ページを超える超大作です。

未来の日本を舞台にしたファンタジー(?)で、人々は、「呪力」という魔法のような力を持っています。

人々は、「呪力」を使って、物を動かしたり、火をつけたり、宙に浮いたりすることができます。

作中には、現在の日本には存在しない「バケネズミ」、「不浄猫」、「ミノシロ」といった動物が登場し、その世界観に慣れるまでは、読み進めるのに若干の抵抗感がありました。

しかし、解説でも書かれているように、上巻の200ページほどまで読み進むと、もう止まりません。

次から次に湧き上がる好奇心を抑えることができません。

入院中で時間があったという事情もありましたが、ほぼ2日間で読み切ってしまいました。

こちらも、最後の最後まで面白かった作品で、結論にも納得です。

作者である貴志祐介さんの作品としては、他にも「黒い家」、「青の炎」、「悪の教典」、「鍵のかかった部屋」など、映像化された有名な作品がまだまだたくさんあります。

これから少しずつ読んでいきたいと思います。

私は、「新世界より」が貴志祐介さん作品のデビュー作だったのですが、もともと貴志祐介さんをオススメしてくれたのは、今はほとんどログインしなくなってしまった「Hello Talk」で知り合った香港の方でした。

その方は香港大学のご出身のようで、「新世界より」の直前に読んでいた「未必のマクベス」にも香港大学出身の登場人物が出てくることに不思議な縁を感じました。

久しぶりに「Hello Talk」を再開してみようかなと思っています。

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